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2005年 01月 13日
マーケティング・インタビュー
どなたかに、ご紹介いただいた本。もしくは、Webで紹介記事を見つけたのかもしれません。(ごめんなさい、失念しました) 事業を行う上で、「ニーズの把握」あるいは「課題設定」は出発点であり非常に重要である。生産財の営業及び企画に際して、参考にするために読んでみた。 マーケティング時に行う消費者へのインタビューについて、その効果とすすめ方について具体的に記している。インタビューでは、発言者(インタビュイーと言うか)は何らかの対価をもらってインタビューに参加している。そのため、インタビュアーは通常の営業行為では聞けないことを納得のいくまで聞く事とができる。本書の内容をそのまま営業に取り入れることはできないが、「沈黙」への考え方、言語以外の情報の収集方法、(仮説はあるにしろ、それを一旦置いて)白紙で臨む・受容する・一人称で語らせるなどは有用だった。 また、「聞き出すための仕組み」(5章)については、具体的テクニックも直ぐに利用可能だ。「行動、意識、態度」の断面での質問として、「なぜ当製品『群』を購入するのか」「どのように商品を選定するのか」「製品の評価」「競合の評価」「他製品の購入可能性」「使わない理由」等だ。また、インタビューガイド(タイムスケジュール)を作り、聞きたいことを時間軸にマッピングする等は営業でも同じだろう。 コーチャーも使っているテクニックがいくつかあった。仮定法を使う(もし10億円あったら)、コラージュを使う(どんな自社ビル?)、比ゆを利用するなどだ。 マーケティング・インタビュー 上野 啓子 ![]() 東洋経済新報社 2004-07-30 売り上げランキング 11,928 おすすめ平均 ![]() 漠然とした質問だけでは消費者の本当の気持ちを引き出せない。 インタビュー活用のための実用的入門書! 「聞く技術」よりも役に立つ、「聞き出す技術」Amazonで詳しく見る by G-Tools 2005年 01月 11日
ニューエリートのすすめ
フォアハンドやバックハンドの練習方法の書物は山ほどある。プロはそれを踏まえて、試合では無の境地でフォアハンドを打つ。ビジネスも同様だ。 プロテニスプレーヤーから一転してコンサルタントになった著者が、スポーツのプロから学ぶ「新しい時代の勝者」となる為の条件を記す。 「当たり前のことを徹底的にやる」「型を理解する為には繰り返しの練習が必要。その先に、その人の価値がある」と著者は言う。 ハーバードビジネススクールでのケースメソッドの体験数は、1000以上であるという話を聞いたことがある。これ程膨大な「型」を2年間で学べば、実際の課題に直面した際も、直ぐに対処が可能であるとの事だった。著者の考えも同じだと思う。 多分、著者は自分が感じていることを文章で表現するのに、大変もどかしさを感じているのではないか。体験談が多く、話が飛躍するので、表面上一貫性がないように見えるのが少し残念です。 ニューエリートのすすめ―自分の可能性を切り拓く思考法 中村 聡一 ![]() PHP研究所 2000-08 売り上げランキング 404,939 おすすめ平均 ![]() 敢えて荒削りに仕上げた知価主義の奨めAmazonで詳しく見る by G-Tools 2005年 01月 10日
ミッションとは、自分が自分に課した夢。ミッションが目標だとすると、ビジョンはそこに到達する方法である。ミッションは、自分で考える必要がある。結果的には違っているかもしれないが、自分で考える行為こそが現状を打破し、夢を実現できる鍵である。
新年にふさわしい、夢のある本。大上段に構えずに、一つ一つ、こつこつと取り組んでいきましょう。 ミッション―いま、企業を救うカギはこれだ 今北 純一 ![]() 新潮社 2002-10 売り上げランキング 61,893 おすすめ平均 ![]() 夢をかき立てられる本! 受身の日本人が変わる鍵 今、ミッションが社会を救うAmazonで詳しく見る by G-Tools 2005年 01月 06日
勇気の時代
21世紀は、勇気を持って、「捨てる」「止める」「真に受けない」事が大切。 図書館で、「336」の分類にあった落合信彦の本。昔、「ハードボイルド」としてならした氏のCIAの(ノン?)フィクション著作などが大好きだったthikは、有無を言わさずに手にしました。 が、ちょっとタイトルと帯(「今こそ創造的破壊の波を!」)に、中身が負けている。第1章「20世紀を捨てる勇気を持て」で、「クレジットカードは1枚にしろ」等は、ちょっと個別論すぎて付いていけませんでした。 コラムが3つあるのですが、そこだけ読めば十分かな。ちなみに、「<コラム3>21世紀に必要な20の勇気」では、以下が挙っています。
勇気の時代 落合 信彦 ![]() 光文社 2002-09 売り上げランキング 54,210 おすすめ平均 ![]() 日本の行く末は・・・ 勇気をもって21世紀を突き進もう! 勇気ってなんだろう?Amazonで詳しく見る by G-Tools 2005年 01月 04日
現金の生成、利幅、回転率、資産利益率、成長、顧客の6つがビジネスの極意と説く。たとえ自分が企業の1つの部門に属していて、直接ビジネスには関係がないように見えても、6つの視点で考えれば、自分の役割(職務)の中から事業をよくする方法が見えてくる筈である。
ビジネスに欠かせない「6つ」の中に、資産利益率が入っているのは、ちょっと新鮮な驚き。他人から資金を集める株式会社を想定しているからだろう。 「売上高」ではなく、「現金の生成」「利幅」を挙げているのはごもっともである。しかし、依然として「(優良)企業」の尺度としては「売上高」が良く使われる。ビジネスの形態が比較的均一だった頃は、業種毎に売上高と利益率が相似関係にあったために「売上高」の議論だけでよかったのかもしれない。が、現在は事業モデルの選択幅が広がった為、モデルのわずかな違いで利益が大幅に変わる可能性がある。 やはり、「目標売上高 N兆円」とか言うのではなく、「キャッシュ生成N億円」とか「新規顧客 N倍」という目標とすべきだろう(個人的には、ケタが大分違いますが:-)。 ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ! ラム チャラン Ram Charan 山岡 洋一 ![]() 角川書店 2001-10 売り上げランキング 14,588 おすすめ平均 ![]() この本を読んで得られたこと。 独自の観点が素晴らしい それは究極のビジネス感覚。そしてシンプルなビジネスの極意。Amazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 20日
どちらも正しいが、どちらかを選択しなければいけない。どうすべきか。
本書では、3つの事例を通じて、「決定的瞬間」に直面した際にどう考えるべきか、について、アリストテレスを始めとする様様な哲学者などの言葉・考えを引用しながら指針を示す 行きつ戻りつしながら読んでいて、全然終わりません。久しぶりに、読み終えていない本からのエントリです(また、機会を見て、blogに登場するでしょう)。 本書は、"Defining Moments - When Managers Must Choose between Right and Right"の和訳です。異様に長い(と本人も記している)「監訳者解説」では、「Definging Momentsは、できればこのフレーズのまま記憶して欲しい」とありました。確かに、本書の話題(3番目の、一番重い瞬間は、「経口避妊薬を発売するか否か」)ほど重要な決定ではないにしろ、どちらも正しいと思われる判断は頻繁にしています。「なぜその結論に至ったか」は、都度異なることもありますが、そのプロセスを支える「自己」は、しっかり認識していたいと再確認しました(とても難しいことですが)。 「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために ジョセフ・L. バダラッコ Jr.,Joseph L. Badaracco 金井 寿宏 福嶋 俊造 ![]() 東洋経済新報社 2004-06 売り上げランキング 13,050 おすすめ平均 ![]() 自分が自分になる瞬間Amazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 14日
フィリップコトラーの名著「マーケティング・マネジメント」に基づいて、著者が要点を抽出した。
「マーケティング・マネジメント」の改版時の差分について言及したりする点など、コトラー理論を熟知した著者が十分咀嚼して書き下ろした本だと思う。また現在の日本の具体的ケースを引用したりしており、わかりやすいはずである。 が、いまいち頭に入ってこない。要点の選び方、それらのまとめ方(章立て)が、体系的ではないと感じるのは、私がコトラーを良く理解していないせいか。もう少しコトラー本を熟読した後なら、心に響く物があるかもしれない。 余談だが、本書でキャズムが2度好意的に引用されていたのは驚き。やはり、名著なのか。 コトラーのマーケティング戦略 最強の顧客満足経営をキーワードで読み解く 多田 正行 ![]() PHP研究所 2004-06-23 売り上げランキング 97,652 おすすめ平均 ![]() 著者入魂の一冊ではありますがAmazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 13日
市場での競争が激化している昨今、従来の「垂直型」のマーケティングだけではうまくいかない。水平型のマーケティングが必要。そのためには、以下の3ステップが必要。
また、視点をずらすレベルとしては、「市場(特に代用が有効)」、「製品」、「その他の4P」に分けて考えるとよい。 また、著者は、「ラテラル(水平)マーケティングは、手法が定まっている分、ブレストよりも有効」と主張する。 原著は、「Lateral Marketing New Techniques for Finding Breakthrough Ideas」「水平」というよりは、「隣の」という感じ。ちょっと視点をずらす、という感じかな。 オズボーンのリストというのは、QC活動に携わった(やらされた)ことがある方なら、誰でも聞いた事があると思います。QC活動に余り良いイメージがないのですが、手法は有用ですよね。 また、上で「オズボーンのリスト」としてリンクしたのは、日本創造学会のウェブ。色々な学会があるのですね。 コトラーのマーケティング思考法 フィリップ・コトラー フェルナンド・トリアス・デ・ベス 恩藏 直人 大川 修二 ![]() 東洋経済新報社 2004-04-23 売り上げランキング 8,352 おすすめ平均 ![]() ついに来た マーケティング+創造を仕事にしている人には必見 ほんのマーケティングAmazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 11日
創造の原理
佐賀大学で海洋温度差発電の研究をされている著者が、「目標明確化の原理」「自由・競争の原理」「並列進行の原理」「条件適応の原理」「分離・再結合の原理」が5つの創造の原理と述べる。 定価が税抜き9800円だったので、図書館から借りてきた。著者の豊富な経験に基づいて執筆されているが、体験談が多く、もう少しまとまっていると良かったと思う。 創造の原理 上原 春男 ![]() 日本経営合理化協会出版局 2003-01 売り上げランキング 274,604 Amazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 09日
勉強ができる人」から「仕事のできる人」へ―自信がよみがえる和田式仕事術
大変な受験勉強を乗り越えた「あなた」なら、仕事もできるようになるはず-受験勉強で培った「目標設定」「計画立案」「記憶」を仕事に生かす方法を述べている。受験勉強は社会に役に立たないと言われているが、「数学が解けた『あなた』なら、複数の解法のうちから適切な物を選び、「公式」を使い分けつつ、答えを導く。これは、課題を設定し、その解決のための仮説を立てて複数案を設定し、過去の(先人のの)経験に基づいたり他人に聞きながら解決していく仕事そのものである」等と述べている。また、著者が詳しい認知心理学の観点から、自分の今の行動を冷静に見よう、という「メタ心理」という論を展開しているのも面白い。 ややこじつけに近い対比をしているが、仕事人の自信を取り戻すという意味では面白い本。さらっと読めた。 「勉強ができる人」から「仕事のできる人」へ―自信がよみがえる和田式仕事術 和田 秀樹 ![]() 朝日新聞社 2002-11 売り上げランキング 94,513 Amazonで詳しく見る by G-Tools < 前のページ次のページ >
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