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2005年 01月 04日
現金の生成、利幅、回転率、資産利益率、成長、顧客の6つがビジネスの極意と説く。たとえ自分が企業の1つの部門に属していて、直接ビジネスには関係がないように見えても、6つの視点で考えれば、自分の役割(職務)の中から事業をよくする方法が見えてくる筈である。
ビジネスに欠かせない「6つ」の中に、資産利益率が入っているのは、ちょっと新鮮な驚き。他人から資金を集める株式会社を想定しているからだろう。 「売上高」ではなく、「現金の生成」「利幅」を挙げているのはごもっともである。しかし、依然として「(優良)企業」の尺度としては「売上高」が良く使われる。ビジネスの形態が比較的均一だった頃は、業種毎に売上高と利益率が相似関係にあったために「売上高」の議論だけでよかったのかもしれない。が、現在は事業モデルの選択幅が広がった為、モデルのわずかな違いで利益が大幅に変わる可能性がある。 やはり、「目標売上高 N兆円」とか言うのではなく、「キャッシュ生成N億円」とか「新規顧客 N倍」という目標とすべきだろう(個人的には、ケタが大分違いますが:-)。 ビジネスの極意は、インドの露天商に学べ! ラム チャラン Ram Charan 山岡 洋一 ![]() 角川書店 2001-10 売り上げランキング 14,588 おすすめ平均 ![]() この本を読んで得られたこと。 独自の観点が素晴らしい それは究極のビジネス感覚。そしてシンプルなビジネスの極意。Amazonで詳しく見る by G-Tools 2005年 01月 04日
あけましておめでとうございます。昨年は、本blogにお付き合いいただきありがとうございました。
昨年9月から始めたBlog。試行錯誤をしながら「ビジネス書の紹介」を主に記載してきました。さすがに1日1冊の読了(それも、blogに書く値するもの)はかなり困難で、web記事から拾ったりしてフォローをしていましたが、それでも執筆できないことがありました。ご心配をおかけしたことをお詫びいたします。 2005年の第1四半期は、以下のペースでエントリしようと思っています。
本年も、宜しくお願い致します。 # by thik | 2005-01-04 18:30
2004年 12月 21日
ヤフー、ビデオ検索エンジンのベータ版を公開
使ってみました、ビデオ検索エンジン。なかなか面白いです。 「Japan」で検索すると、ファイル名にJapanを含むものが引っかかってくる。 「Steve Jobs」で検索すると、ジョブズさんが講演しているものも引っかかる(違う某も抽出されているのはご愛嬌)。 ある情報を検索する為に、適任者が分類して検索しようとする試みがある。ディレクトリ型のYahoo!が代表例だろう。一方、単なる検索では、それなりに雑音が混在する。当初のロボット型検索エンジンがこれに該当する。 このブレークスルーとして、「賢いロボット」が登場した。「Pagerank」という概念を導入したGoogleだ。 静止画の検索も、Googleが提供している。FAQによると、静止画の検索は、 Google は画像に隣接するテキスト、画像のキャプション、およびその他数多くの要因を分析して、コンテンツを判定します。 また、高度なアルゴリズムを使用して重複を排除し、最高品質の画像が最初に表示されます。だそうだ。よくわからん。 動画像の検索についても、検索キーが全てだといえる。賢くキーを作る方法は無いのか? GoogleはPagerankを編み出したが、今からはTrackback/Feed-rankになるのか。即ち、各コンテンツがRSSに対応するようになるだろうから、そのコンテンツがフィードした数とか(判るのか?)とか、そのコンテンツを明示的に引用した(=トラックバックした)数、とかがTrackback/Feed-rankに当たる。 って、ブログランキングそのものじゃないか。 そうだとすると、モブログランキングというのは、世界最先端の検索ポータルになるのか? なんか、最後は支離滅裂だな。 2004年 12月 20日
どちらも正しいが、どちらかを選択しなければいけない。どうすべきか。
本書では、3つの事例を通じて、「決定的瞬間」に直面した際にどう考えるべきか、について、アリストテレスを始めとする様様な哲学者などの言葉・考えを引用しながら指針を示す 行きつ戻りつしながら読んでいて、全然終わりません。久しぶりに、読み終えていない本からのエントリです(また、機会を見て、blogに登場するでしょう)。 本書は、"Defining Moments - When Managers Must Choose between Right and Right"の和訳です。異様に長い(と本人も記している)「監訳者解説」では、「Definging Momentsは、できればこのフレーズのまま記憶して欲しい」とありました。確かに、本書の話題(3番目の、一番重い瞬間は、「経口避妊薬を発売するか否か」)ほど重要な決定ではないにしろ、どちらも正しいと思われる判断は頻繁にしています。「なぜその結論に至ったか」は、都度異なることもありますが、そのプロセスを支える「自己」は、しっかり認識していたいと再確認しました(とても難しいことですが)。 「決定的瞬間」の思考法―キャリアとリーダーシップを磨くために ジョセフ・L. バダラッコ Jr.,Joseph L. Badaracco 金井 寿宏 福嶋 俊造 ![]() 東洋経済新報社 2004-06 売り上げランキング 13,050 おすすめ平均 ![]() 自分が自分になる瞬間Amazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 17日
Webでクレジットカードの暗証番号照会/変更が可能に、UFJカード
へえ、どうやってやるのかなあと思っていると、
とある。 専用IDとパスワードの入手は、それらが新規登録されていなければ、専用IDを新規登録すれば可能となる。この際に必要な情報は、カード面の情報に加えて、生年月日、電話番号、引き落とし口座番号の3つ。ということは、クレジットカードとキャッシュカード、免許証と携帯電話(通常、自宅の電話番号が登録されているだろう)が一緒に盗まれると、専用IDを作られて暗証番号を変更され、クレジットカードからキャッシング(借金)し放題、、になる。キャッシュカード一体型のクレジットカードであれば、免許証と携帯電話だけでよい。 キャッシュカードとクレジットカードの暗証番号が同じに設定していると、銀行の口座から現金を引き出されてしまう。 結構怖いじゃん。 対策は、専用IDを即座に作る(このパスワードは、普段持ち歩くものとは全く関係ないものにする)、等か。すごく消極的だな。従来どおり、Webでのパスワード閲覧/変更を禁止して欲しい、もしくは希望者のみが可能として欲しい(申請をしなければ、パスワード閲覧/変更は禁止)。 余談: プロは、キャッシュ・クレジットカードと共に、携帯電話を盗むそうです。で、携帯電話の暗証番号検索ソフトを使って、まずは携帯の暗証番号を見つける(この間、数秒)。キャッシュカードの暗証番号を携帯の暗証番号と同じにしている人が多いので、携帯の暗証番号が判れば、口座から現金が下ろせる、という仕組みらしいです。ああ、怖い。 この話を聞いて、携帯の暗証番号は、カード系の暗証番号と分けました。 でも、携帯本体の暗証番号と、キャリアに登録している暗証番号を共通化して、携帯本体には暗証番号を格納しないで欲しいですね。または(かつ)、暗証番号を何回か間違うと、ロックアウトさせて欲しいですね。 以前にキャッシュカード自体に暗証番号が記録されていた際に、同じような問題が発生したはず。過去から学びましょう。 やはり、究極は手のひら、目の虹彩などのバイオメトリクス認証、でしょうか。 2004年 12月 16日
デスクトップ検索が新たなウイルスの標的に--セキュリティ専門家が警告という記事があった。GoogleやMicrosoftなどが正面から衝突しつつある分野がデスクトップ検索。ネット検索から殴り込みをかけてきたGoogleと、PCのOSを寡占状態を利用して、貧弱な検索機能しか提供してこなかったマイクロソフト(だから、サーチクロスのような良質の製品があるのだが)。
これについては、Googleがもう少し工夫すれば、痒いところに手が届くのに、というエントリを以前書いた。 表題の記事を読んで、ウイルス作者とのいたちごっこは続くのか、というのが率直な感想。これから連想したのが、以前のエントリで書いた、「フィッシングの新手口が出現--グーグルなどの検索ユーザーを狙う」というCNETの記事。 何か便利になる(または、なりそうだ)と、それを悪用しようとする人が直ぐに現れるのは、なんとかならないか、と思う。それらの人は、みな秀でた技術を持ち、世間に先行して斬新なアイデアを思いつく。このスキルをほんの少し違う断面で使うだけで、世の中が大変素晴らしくなるなあ、と思うのは私だけではないはず。 2004年 12月 15日
MS、サブスクリプション版Outlookのテスト開始--電子メール容量は2Gバイト
Gmail対抗の巨大メールボックスが各種出現している。それ自体は新しくない。 Outlookのサブスクリプションも、余り興味がない(そもそも、試してみないと判らないソフトでもないし、超高額でもないし)。 何よりも気になったのが、「デスクトップとインターネットで同一のメール環境が実現する」ということ(実は、これは、既にMSN9 Premiumに搭載されているOutlook Connectorで実現されていたらしい)。 検索のシームレスがトレンドだが、検索機能はスイッチングコストが低い。即ち、Googleの検索精度に満足できなければ、a9を使っても良いのだ。一方、メーラーは、そう簡単にスイッチしない。メールボックスや振り分け設定等、移行が大変だからだ。検索が賢い(と思われる)Gmailへの対抗策として、普及度No.1のOutlookを使うのは、理にかなっている。Outlook Connectorって、なかなか良い戦略だね、と感心した。 会社と自宅でメールを使っており、それらを相互に見たい場合には、Outlook Connectorの概念は非常に有効だと思う。どこからでもアクセス可能な共通データベースを持ち、ローカルにはそのキャッシュを持つ(持たなくてもいいけど)。実現したら、大変便利。 でも、その共通データベースをマイクロソフトに握られるのは、気が進まないなあ。P2P分散データベース(ってあるの?)と、Thunderbirdあたりが融合したりしないかなあ。 2004年 12月 14日
フィリップコトラーの名著「マーケティング・マネジメント」に基づいて、著者が要点を抽出した。
「マーケティング・マネジメント」の改版時の差分について言及したりする点など、コトラー理論を熟知した著者が十分咀嚼して書き下ろした本だと思う。また現在の日本の具体的ケースを引用したりしており、わかりやすいはずである。 が、いまいち頭に入ってこない。要点の選び方、それらのまとめ方(章立て)が、体系的ではないと感じるのは、私がコトラーを良く理解していないせいか。もう少しコトラー本を熟読した後なら、心に響く物があるかもしれない。 余談だが、本書でキャズムが2度好意的に引用されていたのは驚き。やはり、名著なのか。 コトラーのマーケティング戦略 最強の顧客満足経営をキーワードで読み解く 多田 正行 ![]() PHP研究所 2004-06-23 売り上げランキング 97,652 おすすめ平均 ![]() 著者入魂の一冊ではありますがAmazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 13日
市場での競争が激化している昨今、従来の「垂直型」のマーケティングだけではうまくいかない。水平型のマーケティングが必要。そのためには、以下の3ステップが必要。
また、視点をずらすレベルとしては、「市場(特に代用が有効)」、「製品」、「その他の4P」に分けて考えるとよい。 また、著者は、「ラテラル(水平)マーケティングは、手法が定まっている分、ブレストよりも有効」と主張する。 原著は、「Lateral Marketing New Techniques for Finding Breakthrough Ideas」「水平」というよりは、「隣の」という感じ。ちょっと視点をずらす、という感じかな。 オズボーンのリストというのは、QC活動に携わった(やらされた)ことがある方なら、誰でも聞いた事があると思います。QC活動に余り良いイメージがないのですが、手法は有用ですよね。 また、上で「オズボーンのリスト」としてリンクしたのは、日本創造学会のウェブ。色々な学会があるのですね。 コトラーのマーケティング思考法 フィリップ・コトラー フェルナンド・トリアス・デ・ベス 恩藏 直人 大川 修二 ![]() 東洋経済新報社 2004-04-23 売り上げランキング 8,352 おすすめ平均 ![]() ついに来た マーケティング+創造を仕事にしている人には必見 ほんのマーケティングAmazonで詳しく見る by G-Tools 2004年 12月 12日
TRONSHOW2005で実証実験の展示--「ユビキタスはだれでもできる」では、T-Engineの提供など、種々の施策を伴って、ユビキタスに向かってトロンプロジェクトが大きくコミットしているのが読み取れる。
ユビキタスと聞いて、直ぐに思いつくのが携帯電話。以前、「ドコモ、FOMA端末用ソフトウェアプラットフォームを共同開発」という記事で、FOMA用のソフトウェアプラットフォームとして、SymbianとLinuxを整備した、とあった。日本電気、パナソニック、富士通と、主要携帯メーカと共同開発したということで、事実上の標準OSと考えても良いと思う。また、「シャープとソニー・エリクソン、FOMA端末の開発で協力」によると、今後はSymbian OSを使用するが、「SH901iCでは、従来どおりμITRONを採用している」とあり、携帯分野ではTRONが劣勢であることは明らか。 ユビキタスを実現する上ではOSが重要ではなく(収益を生まず)、その上の手続き(ミドルウェア)を抑えることが重要と考えて、将来はT-engine on Linux/Symbianが実現されるのか? または、携帯というプラットフォームが重要ではなく、家電に移行するのか? それとも、プラットフォーム自体を自ら作る勝算があるのか?
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